橘花ジン
かつて日本の都があった奈良はシルクロードの終着点として漢方薬伝来の地とも言われ、古くから漢方薬と深い関わりがありました。
現在でも製薬会社や漢方薬局が多く、中には約700年の歴史を持つところも。
橘花ジンは、そんな奈良県御所市で生まれました。
オランダで薬用酒として生まれたジンは、その原材料が漢方薬に使われる薬草と共通するところがあります。ジンの世界ではボタニカルと呼ばれますが薬草・スパイス・ハーブ等の事です。
ジンの定義は至ってシンプル。
ひとつ目は、アルコール度数37.5%以上であること。
ふたつ目は、ジュニパーベリー(セイヨウネズの実)で香り付けをしていること。
この2点を守れば、どんなボタニカルやスピリッツを使ってもいいという自由度の高さがジンの魅力です。
私たちは、ジンは奈良らしさを描くための最高のキャンバスだと考えました。
橘花ジンは、創業300余年の奈良の酒蔵・油長酒造が開いた大和蒸溜所で作っています。
奈良に古くから伝わる大和橘と大和当帰を使用し、なめらかな口あたりのライススピリッツに、ふくよかな大和橘の香りと大和当帰の爽やかでみずみずしい風味を、独自の配合・蒸溜で纏わせました。
最小限のボタニカルから華やかさと深みを引き出した奈良らしい味わいを、ぜひ一度お試しください。